看護師と人生の転機
人生の転機に看護師の仕事を選ぶ人は、かなり多い気がします。
これは、たまたま私の知人にその様な人が多いだけかもしれませんが、看護師は国家資格でありますので、手に職をつけようと、一代決心で転職を目指す人もいるはずです。
しかし、看護師は国家資格を取得しなければなる事ができない、業務独占資格でありますので、転職するならば、資格をとるために勉強しなければなりません。
私の友人にAさんという人がいますが、この人は、旦那さんと死に別れてしまい、女手ひとつで子供を育てていくために、看護師の資格を取得しました。
言葉にしてしまえば簡単ですが、看護師の学校に通いながら、家に帰って家事、勉強をしていたので、一日の平均睡眠時間は2~3時間ほどだったと思います。
それほど、ハードな生活だったのにも関わらず、周りの手を借りようとせずに、私はたまに子供の面倒を見ていましが、それは、あまりにAさんが頑張っているから自主的にやった事であり、決して自分から人に頼る事はしなかったのです。
そして、無事に看護師の資格を取った時には、私の方が感動してしまったほどであります。
後にAさんは、人生で一番頑張った時期だと語っていました。
そして、別の知人のBさんも看護師を目指す事になったのです。
看護師と人生の転機(後半)に続きます。
看護師と人生の転機(後半)
Bさんは、昔からいい加減な性格だったので、周囲から少し浮いた存在でした。
結婚したのも、いわゆる出来ちゃった結婚からであり、相手の男性はギャンブルで生計を立てている人物で、言い方は失礼かもしれませんが、まともな人間とは思えませんでした。
そんな相手との結婚でしたので、当然のごとく周囲の反対もあり、私たちも反対はしましたが、特に親御さんの怒りはすさまじく、結婚と同時に縁を切られたそうです。
長いのか短いのか、Bさん夫妻の結婚生活は3年間で幕を閉じたのです。
離婚は予想通りだったのですが、その当時は、Aさんが看護師になったばかりの年であり、Bさんが看護師になりたいと言い出した時には、驚いたものです。
あきらかに、Aさんの影響が強かったのでしょうが、Bさんいわく、「そろそろ看護師を目指そうと考えていた」と迷言を残したのです。
私は、Aさんの近くで、子持ちで看護師を目指す大変さを見てきたので、Bさんがなれるとは考えられませんでしたが、子供の事も考えると頑張ってして欲しいと願っていました。
しかし、悪い予想は当たるもので、Bさんはすぐに看護師への道を諦めてしまい、その後はパート暮らしをしています。
子供は、縁を切った親御さんが引き取ってくれたそうなのでひと安心ですが、やはり、社会人から看護師を目指すのは、並大抵の苦労ではない事がわかりました。